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2008年6月

フランケンユーラ

プレイバックシリーズ 海外編 第三弾

鋼鉄で出来た角ばった車が、凄まじいスピードで、闇の奥に消えて行きました。
自動車専用道路を降りると、朝日を浴びた深い森が、延々と続いていました。

森の中には、固い石灰岩の岩峰があり、朝から晩まで登りました。
ひとりで現れた、片足のクライマーにビレイを頼まれました。

毎日、小さなよろず屋に寄って、違う銘柄のビールを買いました。
たまの休みに、町に出て、レストランでカツレツを食べました。

キャンプ場を引揚げる朝、小さなワインボトルを記念に貰いました。

あれから16度目の夏が来て
私は、生れ育った土地に戻り、涼しい山奥のボルダーで登っています。

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ビデオマニア

私は、岩登り愛好家であると同時に、クライミングビデオマニアでもあり、若い頃は、新作が出る度に片っ端から購入し、海外からもインターネットで取寄せて鑑賞していました。

結婚して子供が生まれてからは、さすがにその数は少なくなったのですが、現在 ライブラリには、ビデオが98本、DVDが25本、並んでいます。

たぶん、日本で始めて販売されたフリークライミングのビデオである「ボディ・マシーン」。
ロンフォーセットのぶぅーという呼吸音が、今も耳にこびりついています。

山崎順一氏の解説で、橋本覚氏も選手として登場する、1987年度アルコ国際コンペのビデオ。
グロバッツとリンヒルが優勝し、圧巻はリンが終了点の鎖に向かってランジするシーン。

1984年にアメリカで制作された最高傑作「On The Rocks」。
今でも、このビデオを観ると、泣きそうになります。

先日、16年ぶりに復活を遂げたダッチビデオの初期シリーズ。
特にVol.5に収録された、1991年ワールドカップ東京大会で、平山裕示がラローズばりのクロスムーブを決め優勝した映像は、マニアには失禁ものです。この大会、会場に見に行っていたのですが、物凄いパワークライミングをする選手がいて、誰こいつ?と思ったのですが、後になってフレデリック・ニコルだった事を知りました。

さらには、ジョンギルのボルダリングがモノクロ映像で収められた「ザ・サイレントクライマー」。
「ジャガー・ノート」や「リッパー・トラバース」といった、ギルの代表作を映像として見る事が出来る、古典と言えるものです。

そして、マスター・オブ・ストーンのシリーズ。

ん~、このまま紹介していくと、終わらなくなってしまいそうです。

ここ数年は、BigUpProductionsのDosageシリーズしか購入してなかったのですが、最近、"お天気坊や"を名乗る謎のタイ人にそそのかされ、またDVDを買いはじめ、影を潜めていた中毒症状が悪化しています。

Video
▲「ボディ・マシーン」 当時の価格で1,2000円だった

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梅雨空の下で

もう3週間くらい、ずっと雨が降り続いています。

今週末も予報は傘マークだったのですが、朝起きると梅雨空ながらも雨が止んでいたので、以前見つけておいた、さんかくカンテのボルダーに出掛けてきました。

しばらく見ないうちに、すっかり湿々の苔々になっていて、含水率120%の岩は、用意してきた雑巾2枚ぐらいでは、登れる状態になるとは思われず、軽く周辺調査をして帰ってきました。

今年の梅雨は、きっちり仕事をしています。

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やまいち

私の住む南国市の隣、香美市土佐山田町には、魂を揺さ振るうどん屋が2軒あります。
1軒目は先日紹介した「まるしん」、そして2軒目は今回紹介する「やまいち」。

「やまいち」は、この5月に移転してきたばかりで、緑と白の爽やかなコントラストの外観が印象的な店です。初日は、ちょっと贅沢に海老天ぶっかけを注文してみたのですが、細巻きのちょっぴり塩の効いた海老、シコシコの麺、器全体から溢れる気品、ん~お洒落です。

これからのシーズン、渓谷ボルダーへの通い道にあり、裏のメニューにもチャレンジし、奥の奥まで堪能してみたいと思います。

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レイニィ サンデイ

1日しかない、貴重な休みの日曜日が雨。
頭の中のボルダーマップを検索したが、岩登りは断念。

この日は父の日との事で、私の希望が半分認められ、家族で超大型モールにあるシネコンに映画を見に行ってきました。作品はインディジョーンズの最新作で、子供達が2時間座ってられるか心配でしたが、二人ともスクリーンに釘付けになっていました。

今週も、傘マークだらけの天気予報。
週末に梅雨の晴れ間が来る事を期待です。

※私のブログが、「ココログ出版 あなたの代わりにココログが本をつくりますっ!!!!」キャンペーンで、厳選なる抽選の結果選ばれたとの連絡があり、本を作って貰える事になりました。

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▲父の日に孫から慰労されて、ご満悦のじいさん

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あじさい見物

梅雨の中休み、野市町のあじさい街道に出掛けて来ました。
見頃には、まだちょっと早かったようで、7分咲きといったところでした。

花びらが零れ落ちるくらい開いた頃、しとしと降る雨の中を、傘をさして見に行く。

あじさいは、これですかね。

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▲高知の夏の味 「アイスクリン」

野市町のあじさい街道

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走れ!林家パー子

今週は、高知のたけ崎さんから連絡があり、一緒に奥○部に開拓に出掛けて来ました。

この日の目的は、宴岩西面の凹状のフェースだったのですが、下地を整備してラインを詳細に確認すると、使えそうなホールドの殆どに、力を込めるとふっ飛びそうな亀裂が確認された為、目標を変更して、以前ちょっとトライしていた「かかと野郎」左のラインにチャレンジしてみました。

このライン、出だしは向きの悪い横方向へのロングリーチで始まり、あとは手の平パー、最後につるぺたデッドが待ちかねていて、なかなか素晴しい内容でした。課題名は「林家パー子」。

パー子さんは、一度だけ、池袋サンシャイン60通りを駆け抜けて行く姿を、お見かけした事があり、その甲高い笑い声と笑顔をたやさないランニングスタイルは、今も鼓膜と目蓋に焼きついております。

その後、下流部に移動し、渓流沿いのフェース「愛されてストライク」と、トラバースの課題「鼠(ねずみ)先輩」を完成させ、久しぶりの初登3つに、小さな満足を感じる一日となりました。

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▲「かかと野郎」をトライするたけ崎さん

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▲久しぶりの傑作 「林家パー子」

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▲美しい渓流沿いのフェース 「愛されてストライク」

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▲トラバースの課題 「鼠先輩」

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▲日向ぼっこ中のおばあちゃんと、人生について歓談

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日本一低い山

徳島県での仕事があり、お昼は、現場の近くにあった「中華そば チーアン」に入ってみました。

田んぼの横を抜けていく道路の脇、
中華マインドを刺激する赤い文字、
当りか外れか、境界線上の予感。

田園のなかに、ぽつんとある店なので、どうかと思ったのですが、なかなかの内容でした。

すぐそばに、日本一低い山として国土地理院にも認定されている弁天山というのがあり、お昼休みを利用して登ってみました。標高は6.1mで、登山証明書が10円で発行されていました。

登山口のところで、横浜からバイクで来たという、革パンツぴっちりのお姉さんに、話しかけられ、写真まで撮られてしまったのは、何か秘められた理由があっての事だったのでしょうか...。
謎は、深まるばかりです。

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▲チーアン入り口             ▲中華そば(チャーシュー入り)

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▲日本一低い山、弁天山全景

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「崖っぷち野郎」

今週は、じょに家とぷまん家、2家族の訪問がありました。

土曜日は、雨降りジョニーさんの影響で、前日の夜から天気が崩れ始め、ひろめ市場でランチの後、岩しか遊ぶ所のない集団は、濡れ濡れの海岸に向かい、いつホールドが剥れるかも分らない、地雷原のような岩を満喫してしまいました。

日曜日は、なんとか天気も回復し、今回の目的であるフューチャーに出掛けました。
初っ端から、いきなり、このエリアのハイボールの中でも、一番でかい岩の弱点と思われるラインに、じょにさんが突撃です。このライン、肉体的なムーブは解決されたのですが、心のムーブにあと一歩届かず、次回に延期となりました。

次は、奥の岩のラインです。
フューチャーの中では、比較的低めの岩ですが、ランディングごつごつで、普通の人間には、十分過ぎる程、刺激的な課題です。セッションの末、ぷまんさんとじょにさんが成功。みつぐは、また宿題が溜まってしまいました。

そして締め括りは、また一番でかい岩に、じょにさんが見つけたライン。
帰りの予定時刻を過ぎた、森の匂いのする男ぷまんさんの登場です。下部を安定してこなし、慎重に登ってゆき、トップアウト!人類史上初めて、この岩の天辺に立った人間となりました。

しかし、本当の恐怖はこれからでした...。いったいどこから、降りるのか???

笑顔が消え去った検討の末、大きなブロックの塊がいやな予感を漂わせる、南面から決死のクライムダウンを敢行し、泣きながら、無事生還する事が出来ました。

恐るべし課題「崖っぷち野郎」。登って降りてはじめて完登!
またひとつ、フューチャーに歴史が刻まれました。

黒ボル写真館に2枚追加

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▲エリアへのアプローチ

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▲いきなり、これですか~!

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▲「Sisters」左の課題のみずほさん

Future04
▲「超時空」をトライするジョニさん

Future05
▲「超時空」 二人の表情のコントラストに注目

Future06
▲新作「56(ゴロー)の冒険」

Future07
▲恐怖のハイボール 「崖っぷち野郎」

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